「死刑反対」との候補者も=裁判員選任手続きで−2人死亡の強盗殺人・鳥取地裁(時事通信)

 鳥取県米子市で昨年2月、会計事務所社長ら2人が殺害された強盗殺人事件の裁判員選任手続きが22日、鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)であり、裁判員6人と補充裁判員4人が決まった。
 2人が殺害されており、死刑求刑も想定される事件の裁判員裁判は初めて。選任手続きの個別質問では、「死刑制度に反対」とした候補者もいた。
 強盗殺人や窃盗の罪に問われているのは、会計事務所元役員影山博司被告(55)。23日に初公判、26日に論告求刑が行われ、3月2日に判決が言い渡される予定。 

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原爆症東京訴訟、唯一敗訴した男性の上告棄却(読売新聞)

 原爆症の認定申請を却下された被爆者が国を相手取り、却下処分の取り消しなどを求めた原爆症認定集団訴訟(東京訴訟)の上告審で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は、2審でただ1人、原爆症と認められなかった要石謙次さん(84)の上告を棄却する決定をした。

 決定は19日付。要石さんの敗訴が確定した。

 2審・東京高裁は2009年5月、国から原爆症と認定されなかった原告10人のうち、9人を原爆症と認定し、処分を取り消す判決を言い渡したが、要石さんについては、広島市を訪れたのが原爆投下から12日後の1945年8月18日だったことなどから「被爆の程度は低い」と判断していた。

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<党首討論>政策論議置き去り 「政治とカネ」新味なく(毎日新聞)

 政権交代後初となった党首討論は「政治とカネ」に関する新味のない応酬が大半を占め、経済対策や財政再建などの政策論議は深まらないままに終わった。鳩山由紀夫首相は、自民党の谷垣禎一総裁には対決姿勢で臨んだものの、公明党の山口那津男代表が政治資金規正法改正に向けた与野党協議機関の設置を求めると賛同するなど、野党分断を図るかのような対応をみせた。【中田卓二、田中成之】

 首相と谷垣氏の討論は予定を3分上回る約38分となり、このうち約28分が首相の偽装献金問題などの「政治とカネ」の問題を巡るやり取りだった。

 谷垣氏は討論の冒頭、「昨日、確定申告が始まった。『首相が(偽装発覚まで贈与税を)払わなかったから、自分たちもいいのでは』との議論が(国民から)出ている」「庶民は『首相は免れるかもしれないが、自分たちなら(税務署は)畳までひっくり返して全部持っていく』と感じている」などと追及。首相は「納税を『ばかばかしい』という気持ちが国民に起きてしまったのは申し訳ない」と低姿勢を保った。

 討論後、谷垣氏は記者団に「納税を巡り国家の基礎を掘り崩すようなことがあり、きちんと説明するのが前提だ」と政治とカネにこだわった理由を説明した。しかし、やり取りに新事実はなく、これまでの国会質疑の延長にとどまった。

 民主党の山岡賢次国対委員長は「建設的な提言を、という思いだったが、いささかさびしさを覚える」と皮肉り、政界浄化の急先鋒(せんぽう)の社民党の福島瑞穂党首まで「政治とカネは重要だが、何十回とやった質疑とほとんど一緒。新しい点はほとんどなく、いかがかと思った」と苦言を呈した。首相も「私はもっと、命の問題、経済の問題、大所高所の話をしたいと思っていたが、なかなかそうならなくて残念だ」と首相官邸で記者団に語った。

 野党にも今回の追及は不評で、自民党中堅議員は「何度も聞いたやり取りで意味がない」と指摘した。

 討論後に首相と国会内で会談した共産党の志位和夫委員長は「ここから先が本当の党首討論ですから」と軽口をたたいた。

 ◇首相、公明に配慮も

 今回の党首討論には野党に転じた公明党が初めて参加した。首相は谷垣氏に対決姿勢をあらわにした半面、公明党の山口氏には政治資金規正法改正で花を持たせ、野党の足並みの乱れを誘うしたたかさをみせた。

 自民党は12日の衆院予算委員会で、与謝野馨元財務相が鳩山邦夫元総務相の発言を引いて、首相が実母からの資金提供を知っていた可能性を追及した。谷垣氏も「7年間、お母さんとそういうこと(資金提供)は全然お話しにならなかったのか」とただしたが、首相は与謝野氏と邦夫氏の微妙な説明の違いを逆手に取って、「自民党総裁としてどちらが正しいか調べていただきたい」と反論した。

 さらに、谷垣氏が北海道教職員組合から民主党議員への違法献金問題に転じると、首相は「谷垣総裁にも企業・団体献金の禁止に向けて努力をお願いしたい」と切り返した。自民党が企業・団体献金を是認しているのを承知したうえでの反撃だった。

 それに比べ、山口氏への答弁にはリップサービスが目立った。山口氏が、公明党が提唱している政治資金規正法改正に関する与野党協議機関について尋ねると、首相は「民主党としても設置に賛成したい」と踏み込み、会場の参院第1委員会室は一瞬どよめいた。終了後、山口氏は記者団に「与党が初めて明言したのは非常に大きい」と満足げに語った。

 公明党は今国会で審議拒否戦術をとらない方針で、自民党とは一線を画す。政府筋は「これでまた自公の溝が広がる」とほくそえんだ。

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<愛知2児遺体>へその緒ついたまま 医療機関以外で出産か(毎日新聞)

 愛知県岡崎市戸崎元町のスーパーで、冷凍された乳児の2遺体が見つかった死体遺棄事件で、遺体はいずれもへその緒がついたままだったことが県警の調べで分かった。県警は乳児の親が医療機関以外で出産した後、処置に困って遺体を遺棄した可能性が高いとみて調べている。

 県警によると、男女2人の遺体を司法解剖した結果、新たにへその緒がついた状態だったことが分かった。2人はいずれも生後間もなく死亡し、直後に冷凍された可能性が高いという。女児はほぼ成熟児、男児は早産とみられる。【福島祥】

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